ジョジョの奇妙な口説き文句 [彼女を作ろう]
女性は協調する力が強い脳の仕組みを持っている。
それ故に、なし崩し的な攻撃に弱い。断って、場の雰囲気を悪くする事を嫌う。よくあるナンパAVなんかの手口がそれ。
笑わせながらタッチを増やしていく→ちょっと強引に迫って嫌がられる→じゃあこれぐらいなら良いでしょと、少しお願いのレベルを落とす。→女性、「それぐらいなら」と、しぶしぶ承諾→これを繰り返しながらどんどん過激な行為に及んで行く。
あとで女性は「自分でもよく分からないうちに裸にされていた」と言う。なんと言ったか忘れたが、心理学的にも理にかなったやり方である。
何度か重ねたデートの帰り,夜の公園で「好きです,付き合って下さい」というのは文部科学省も認める(ウソ)健全な男女交際の第一歩であるが、非モテはなかなかそこまで辿り着けない。
正々堂々とした告白も良いが、非モテは女性の判断力低下につけ込むやり方も学ばなければならないと思う。それもまた恋愛の王道であるから、口説く場所には酒がある。恋愛達人は、彼女を一人で飲み会などには絶対に行かせないと言う(ちなみに、酔い潰してやっちゃうというのは勿論犯罪)。
漫画、「ジョジョの奇妙な冒険」第7部、「スティール・ボール・ラン」9巻にこんなシーンがある。夫を守るために、悪人から命の危険にさらされたルーシー・スティールは、保安官のマウンテン・ティムに助けを求める。
マウンテン・ティムはこの機に便乗して、「あなたは他の男のものではあるが、守ってあげたいと思っていた」と彼女を口説き始める。しかしルーシーは少し絶句したあと、「勘違いさせたのなら謝る」と彼をやんわり拒絶する。
プレイボーイのマウンテン・ティムの次の台詞がこうである。
「私の願いは、旅から帰ってきた時に笑顔で挨拶してくれることだけだ。」と。
命の危険がせまっている非常事態である。状況は刻一刻と悪くなっている。「助けてもらうのだから、挨拶するぐらい良いかな~。」と考えるのが普通である。…しかしそれこそがナンパ師の手なのである!!
そのマウンテン・ティムの巧みな口説き文句に対する、ルーシーの返事がイカシてる。
「できません。」
とキッパリ断るのだ。なし崩しにされない。多少の事でも、一度気を許せば後でどんな事になるかという知識がある。これこそが真に賢い女性というものである。なかなか漫画でしかありえない事だと思うが、理にかなっている。
蛇足であるが、このルーシーの拒絶の後、マウンテン・ティムは彼女を庇って命を落とす。「ベッドの上で死ぬなんて期待していなかったさ。俺はカウボーイだからな。ただ帰る所が欲しかっただけさ。」という言葉を残して。ハードボイルドである。かっこいい。
「できません」と言われた後の、半ページ使った彼のガッカリ顔は必見だ。
関連過去記事
『押し倒せ!恋愛決定力不足』
『「寝たい」は便利な恋愛裏技 』
『伴侶に妥協できる部分、努力できる部分』
それ故に、なし崩し的な攻撃に弱い。断って、場の雰囲気を悪くする事を嫌う。よくあるナンパAVなんかの手口がそれ。
笑わせながらタッチを増やしていく→ちょっと強引に迫って嫌がられる→じゃあこれぐらいなら良いでしょと、少しお願いのレベルを落とす。→女性、「それぐらいなら」と、しぶしぶ承諾→これを繰り返しながらどんどん過激な行為に及んで行く。
あとで女性は「自分でもよく分からないうちに裸にされていた」と言う。なんと言ったか忘れたが、心理学的にも理にかなったやり方である。
何度か重ねたデートの帰り,夜の公園で「好きです,付き合って下さい」というのは文部科学省も認める(ウソ)健全な男女交際の第一歩であるが、非モテはなかなかそこまで辿り着けない。
正々堂々とした告白も良いが、非モテは女性の判断力低下につけ込むやり方も学ばなければならないと思う。それもまた恋愛の王道であるから、口説く場所には酒がある。恋愛達人は、彼女を一人で飲み会などには絶対に行かせないと言う(ちなみに、酔い潰してやっちゃうというのは勿論犯罪)。
漫画、「ジョジョの奇妙な冒険」第7部、「スティール・ボール・ラン」9巻にこんなシーンがある。夫を守るために、悪人から命の危険にさらされたルーシー・スティールは、保安官のマウンテン・ティムに助けを求める。
マウンテン・ティムはこの機に便乗して、「あなたは他の男のものではあるが、守ってあげたいと思っていた」と彼女を口説き始める。しかしルーシーは少し絶句したあと、「勘違いさせたのなら謝る」と彼をやんわり拒絶する。
プレイボーイのマウンテン・ティムの次の台詞がこうである。
「私の願いは、旅から帰ってきた時に笑顔で挨拶してくれることだけだ。」と。
命の危険がせまっている非常事態である。状況は刻一刻と悪くなっている。「助けてもらうのだから、挨拶するぐらい良いかな~。」と考えるのが普通である。…しかしそれこそがナンパ師の手なのである!!
そのマウンテン・ティムの巧みな口説き文句に対する、ルーシーの返事がイカシてる。
「できません。」
とキッパリ断るのだ。なし崩しにされない。多少の事でも、一度気を許せば後でどんな事になるかという知識がある。これこそが真に賢い女性というものである。なかなか漫画でしかありえない事だと思うが、理にかなっている。
蛇足であるが、このルーシーの拒絶の後、マウンテン・ティムは彼女を庇って命を落とす。「ベッドの上で死ぬなんて期待していなかったさ。俺はカウボーイだからな。ただ帰る所が欲しかっただけさ。」という言葉を残して。ハードボイルドである。かっこいい。
「できません」と言われた後の、半ページ使った彼のガッカリ顔は必見だ。
関連過去記事
『押し倒せ!恋愛決定力不足』
『「寝たい」は便利な恋愛裏技 』
『伴侶に妥協できる部分、努力できる部分』
スティール・ボール・ラン 9 (9) (ジャンプコミックス)
- 作者: 荒木 飛呂彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/09/04
- メディア: コミック
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